24 マキノノゾミ・ワークショップ『かもめ』第一幕を読んでみる

[3日間通し]
8月14日(水) 13:00-19:00 大スタジオ
8月15日(木) 10:00-19:00 大スタジオ
8月16日(金) 11:00-16:00 上田駅前ビル パレオ2F 会議室
定員20名 要予約
見学OK

あまりに有名なのに手ごわいチェーホフ戯曲を、劇作家の視点から掘り直して読んでみる試み。

ワークショップにご参加の方は、16日(金)17:00〜18:30に大スタジオで一般公開するリーディング発表にも必ずご参加ください。⇒No.37

※参加資格=俳優、または演技経験のある方

※あらかじめ『かもめ』全編を読んできてください。
ワークショップでは白水Uブックス版(訳:小田島雄志/当日に貸与いたします)を使用しますが、事前に目を通すのはどの訳者のものでも大丈夫です。

講師=マキノノゾミ

 なぜチェーホフの戯曲は演じるのが難しいのでしょうか。それはおそらく精緻すぎて、演出家や俳優の自由裁量が許される部分が少ないからだと考えます。
 チェーホフは陽気に見えて傷つきやすく、繊細かつ傲慢で、親切かつ皮肉屋で正義の人です。いわばめんどうくさい人なのです。
 ならばいっそ可能なかぎり想像的にその劇作家の立場に立ち、自作をどう演じてほしいのかを考えるという遡行的なアプローチも有効ではないかと思うのです。(マキノノゾミ)

マキノノゾミ