39 懐かしの旅廻り一人芝居二本立て 鈴木一功『べっかんこ鬼』/鴨川てんし『生きのこった森の石松』

8月16日(金) 19:00-21:30 『べっかんこ鬼』『生きのこった森の石松』の順で上演
    ※16日上演後 鈴木一功と鴨川てんしによるアフタートーク「ひとり語りのつくりかた」 聞き手=坂手洋二
     17日(土) 19:00-21:00 『生きのこった森の石松』『べっかんこ鬼』の順で上演
    ※8/17 18:00より映劇バックステージツアー開催!

上田映劇
有料2,000円 定員あり 要予約

鈴木一功『べっかんこ鬼』 作=さねとうあきら
好かれようと思えば思うほど嫌われる…娘を愛する鬼の純粋な心が悲しい結末を招く。
出演=鈴木一功

 ベッカンコはアッカンベーのこと。とんでもないおかしな顔で、誰にもおっかながられないべっかんこ鬼。

 ある日鬼は、自分と同じくらい孤独な、盲目の里の娘をさらってきた。鬼はきれいな花を持ってきた・・・みやげ話もたくさんした・・・けれど娘の目は見えませぬ。どうにかしたい、鬼は思った。鬼と娘に待ち受ける運命は・・・。(丸尾 聡)

鈴木一功『べっかんこ鬼』写真提供=長野県 佐久創造館 

『べっかんこ鬼』 写真提供=長野県 佐久創造館


鴨川てんし『生きのこった森の石松』〈ひとり語りバージョン〉構成・演出=坂手洋二
清水次郎長一家の森の石松、その愛すべき個性と、短く壮絶な半生。鴨川てんしのライフワーク。
出演=鴨川てんし

 「清水の次郎長」の物語でもっとも愛されるキャラクター「森の石松」が、現代の夜を巡るしがない屋台の主の姿を借り、よみがえる。一途な男の情のもろさ、烈しさに、ついつい本音を漏らしてしまう屋台の客たち。思わぬ形で掘り起こされる、現代の深層とは?

 愛すべき侠客の短く壮絶な半生を貫く、鴨川てんしのライフワーク。(坂手洋二)

生きのこった森の石松 撮影:姫田蘭

『生きのこった森の石松』 撮影:姫田蘭

鈴木一功

鴨川てんし