2019年夏、上田で劇作家大会!

 ── 上田大会運営委員長 長谷基弘


 2019年8月、長野県の上田市で劇作家大会が行われます。自分は第一回目の北九州大会から2005年の長久手大会まで、大会という仕組みの構築と運営の中心に関わってきました。その後は大会から遠ざかっていたのですが、今回久しぶりに劇作家大会の運営に関わることになりました。

 8月の上田大会の特色は、三つの大きなテーマを掲げ、これに即した形で企画を展開していくことです。テーマは「まち」「まなび」「つながり」です。この三つを集合図形で描くと、重なる部分が「街を学ぶ」「街でつながる」「学んでつながる」などの複合テーマになります。

 演劇は場所や社会と切り離せない芸術ですし、人とは何かについて学ぶ芸術でもあります。また、誰かとつながることで作られる芸術です。などとややこじつけを含みつつ考えてみると、演劇が絡む大抵のことは、この三つのテーマのどれかには収まるのではないかと思います。つまりまぁ、今回もいつものように「何でもあり」の楽しい大会になるのではないかということです。

 会場のサントミューゼは、コンパクトで美しい施設です。上田もそういう街です。より濃密で、より参加者・運営スタッフ・出演者間の距離が近い大会になるのではないかと思います。皆様の参加をお待ちしております。